2005年10月06日

寝ながら学べる構造主義

寝ながら学べる構造主義/内田 樹

旅の途中,劇団を主宰している人が,ぼくらの劇中の歌や台本が引用ばかりであることにひどく憤慨してた。あははは。
そのひとは自分で台本や曲まで作るので,「オリジナル」であることにこだわっていたのだった。
本当のことを言うと,そのときのわたしにとってなによりもオドロキだったのは,その人が自分の書いた(これから書く)台本や楽曲を,掛け値なしに「オリジナル」だと信じてそう呼んでいること,そのこと自身だった。
書いている最中でも書き上がったものを読んでも,その中に自分がかつて見聞きしたもの…言語体験からの引用だったり影響だったり,そういうことを自分では感じないということで,…うーん凄い,凄すぎる。
でもその場では,そのオドロキについて本人にうまく伝えられなかった。
あのときこの本をちゃんと読んでいれば自分のオドロキについて,少しは相手に理解できるように言えたかもしれない。(もちろん言ったって駄目だっただろう。)
ラベル:構造主義
posted by doino at 03:17| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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