2006/12/15(5)23:04 | 観劇

西瓜+須貝吏『Live~舞踏とNOISEの共演』

arata.jpgなんか書くのが無茶苦茶遅くなった。

面白かったッス。
西瓜さんのダンスのいくつかあるだろう脈のなかで,この脈が一番好きらしい。<わたし
好きなのは要は裏がない,ということかな。
音を出す生き物と身体を動かす生き物。しかありませんぜっていう明瞭さ。

ふたつを一緒の箱に入れてみたら,なにが起きるかな?
何かが起きる,ということを過剰に予定しないこともポイントね。

音を出す生き物が身体を動かす生き物に身体的に(もしくはドラマ的に?)絡みかけたのはちょっと危機の局面だった。あの「絡み」(未遂?)をどう評価するかでだいぶ今後の行先が変わってくる。
シリーズ化してほしー。

西瓜さんはこれをも「舞踏」と呼ぶのか。ぼくらが「演劇」という名を手放さないのと似てるんだとわかった。
豊田勇造の歌
俺の牢獄がギターだとしたら
あの人らの牢獄は台湾だ
みたいな話なのかも。
ならしょうがないかもな…。牢獄を背負っていくしか。
ラベル:西瓜さん 即興
| 埼玉 ☁

2006/12/16(6)23:33 | 日々のこと

アリヤミハル&涼~2U Live~

img004.jpg西荻窪南口ってのはなんか住みやすそうな街だねぇ。一杯飲み屋たくさん,焼き肉屋たくさん,立食い寿司もあったよ!
ホルモン食って,近くの喫茶店で珈琲を。うーん,いいねー。釧路This isみたいな店でした(でも広さは10倍くらいある…)。
ご機嫌で会場に行くと,なーんとなんと,アリヤミハルさん,急病とのことで出演無し。残念無念。
でもいい散歩にはなった。
ラベル:飲み食い 散歩
| 埼玉 🌁

2006/12/21(4)04:29 | 日々のこと

目が覚めて

多分2時頃に目が覚めてこの時間まで眠れない。
こういうときはたいがい,マイナスなことを考えてしまう。
このぐずぐず感はひじょーによくないね。
なんか行動目標を立てて動かないと日ごとに心身が錆びついていく。
今日,新しく生まれたつもりで!(標語)
ラベル:健康
| 埼玉 🌁

2006/12/25(1)21:52 | 観劇

訪問芝居 …もしもし『生まれ晒し』(1)

この芝居の物語は、「訪問芝居」の構造を持っている。
①一点(田舎、部屋、家族、サークル)に定住する者のもとへ外部から他者(異物)がやってくる。②この定住者と訪問者の関係があり、③そして訪問者は去ってゆく。
チェーホフ「三人姉妹」「ワーニャ伯父さん」、安倍工房「訪問者」などがその構造の代表格だが、「ゴドー殺し」の意図のもとアングラの代表的なテキスト群がことごとくその構造をもっていたことを教えてくれたのは津野海太郎『門の向こうの劇場』だった。
訪問者とはゴドーであり、貧困や退屈に閉塞された私(定住者)に決定的な変化をもたらすことを期待された存在だ。だが,②の局面では、その幻想が裏切られるということが重要な要素であり、訪問者が去ったあとにあるのは訪問者によってもたらされた(豊かさではなく)貧しさや飢餓感、破壊された内面だ。
この芝居の冒頭はかなりかっこいい「訪問」シーンだと思う。だけどラスト近く,彼が去っていくシーンはさほどクローズアップされない。そこ,残念。
窓から彼が登場するシーンは芝居としてもはじめて窓を使っての登場シーンなんだ。でもその後あまり重要でない契機で彼,そして彼女さえ窓から出入りしてしまう。閉塞空間と「外部」空間への唯一の通路としての窓の意味は芝居の時間を経るに従って薄まっていってしまう。
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| 埼玉 ☁

2006/12/26(2)23:05 | 観劇

過剰な言葉 …もしもし『生まれ晒し』(2)

奈尾くんのテキストの過剰さはすばらしい。「器用貧乏一代記」の途中で何度も金芝河「糞氏物語」(金芝河作品集〈2〉 (1976年))を思い出した。
「書ける」ってことはスバラシイことだなと本気で思った。「書けない」わたしは言葉に対して「もったいながり」だ。言葉を倹約して使う。ひとつひとつの言葉に重きを置く。聞こえはいいが,実のところ貧乏くさい,という側面ももつ。
奈尾テキストの真骨頂は言葉の潤沢さ,贅沢さ,ゴージャス感にあると思う。いくらでも言葉は出てくる,だから言葉を倹約する必要がない。
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| 埼玉 ☔

2006/12/27(3)23:31 | 観劇

シーンいくつか …もしもし『生まれ晒し』(3)

umarezarashi.jpg
  1. 冒頭,いいねー。元気あるし,シャープだし,それになんつーか,この芝居を通してもっとも優しいシーンだと思う。痛みのような優しさってのはあんまり今までの「もしもし」ではお目にかかれなかった情感だと。
  2. みちこりんの「ぐだぐだシーン」。電話でのぐだぐだもなかなかいいけど,その後の「ぼくもいまそのことを考えていたところだよ」あたりのぐだぐだがおもしれー。なんでテーブルを鼻の下にくっつけんの?と思うけど「ぐだぐだ」感がよく出てる。もっとやってくれー。
  3. お医者さんごっこ。前に書いた通り「器用貧乏一代記」は傑作だと思う。ほかにも「戦隊的焼き肉」の話も,「脈!」の冗長路線も,どれも面白い。「脈!」「はい!」のときのみちこりんのアホ笑顔が印象的。
  4. 三ちゃん。(こいつは裏の主役だ。もっと重要な役割を持たせることもできそうだ。)幕間にやっしーがアコーディオンを弾く,というプランがあったそうだが,もしやるなら三ちゃん風衣裳で。受付はみんな三ちゃんとか,三ちゃん団がバックダンサーズをやるってのもイイかも。ダメかも。
  5. 将棋盤勝負。面白かったけど,ネタとしてはまだ鍛えられそうだ。「ぬいぐるみ」的なアホな「手」がもっと欲しい。戦隊ものレアフィギアとかどうだろう(「ぬいぐるみ」には負けそうだけど)。郵貯カードはちょっと洒落になってないかもー。営業十ヵ条,聞きたかった。
  6. 痩身に向かう芝居よりも肥大していく芝居の方がいいんじゃないか,と豊橋のさと子さんが言ってた。それいい! あなたへの思いでどんどん膨らんで,最後には観客の頬を押すほど,劇場いっぱいに肥大化するってのはどうだ。
ラベル:もしもし 劇空間
| 埼玉 ☔