2019年06月18日

腸閉塞

腸閉塞になってしまって、水俣の医療センターに逆戻り。
二~三時間毎の嘔吐はすごかった。一回に500~1000ccの胃液を吐き散らすありさま。
水を飲んでも吐いてしまうから、点滴を受けるまでは相当な脱水状態にあったはず。
五月に後で「死相が出てた」と。さもありなん。
一応、自身への記録として、日にちを追っておこう。
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13日 テント建て。排便もあり、まずまず快調。夜お酒も多少飲める。
14日 仕込み。夕食時 まったく食欲なく、銭湯にも行く元気なし。嘔吐はじまる。夜を通して、二時間くらいしか寝られず。
15日 朝一番で地元の内科に診察。最初は何かナマモノにでも当たったか?という対応だった医師も、レントゲン、CT、血液検査の結果を見てイレウス(腸閉塞)であると最終判断。この時点で昼を過ぎていた。
その病院は内科専門なのでイレウス処置には向かず、週末にあたるので名古屋近辺の救急外来で入院も受け付けてくれるところをさがす必要があった。
しかしより症状が深刻で手術が必要になる可能性もあり、その場合、前回手術した病院が最適となる。
そんなこんなで、思いきって水俣の医療センターに戻ることにして、飛行機や空港からの足をみんなして確保してくれた。
その後、医療センターに電話をすると当直医が「イレウスなら絶対に飛行機に乗ってはならない」と言う。
本来治療には加圧しなければならないところ、飛行機で減圧するなんてとんでもない。最悪、腸が破裂して汚物が腹内にちらばり、そうなれば飛行中に致死的な状況に陥る。絶対に止めなさい、と。
結果、その強い進言?命令?を無視してフライト。りーさんが飛行機に付き添い。鹿児島空港からはこうへい氏の車での移動。
夕刻にはセンターに到着した。
知多の病院の紹介状や検査データ一式を持っていったのだか、レントゲン、CT、血液検査とも自病院でやり直す。そんなもんなの?
それでも院長が呼ばれて入院決まる。点滴が開始され危機を脱する。


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posted by doino at 17:23| Comment(0) | 日々のこと | 更新情報をチェックする

2019年06月08日

映画 海獣の子供

オフに見た。特に前情報があったわけではなく、あまり攻めすぎない(笑)オフの過ごし方に適してるかなと。
絵がなにせ美しい。映像美としてはジブリを超えてる。
話は。。。
かなりダメ。かなり言葉を費やして(登場人物の台詞として)人間中心主義を批判しているにも関わらず、物語の進行は見るも無惨な人間中心主義。
いろいろ辻褄あわんところも盛りだくさんだし。
この絵の美しさとこの物語のへたれ。なんでこんなハメに?
posted by doino at 22:00| Comment(0) | 映画&ドラマ | 更新情報をチェックする

2019年06月02日

晴天のバラシ

暑くも寒くない、晴天のバラシ日が一番の幸福かもしれないな。
posted by doino at 15:17| Comment(0) | 日々のこと | 更新情報をチェックする

2019年05月27日

プラネタリウム

米子の公演地の隣にあるプラネタリウム。語りがいまいちだったけど。星空の下、しばしうとうとできてよかった。
星座の説明で出てくる絵。昔から違和感がある。星の並びからそんな絵を思いつくとは全然思えない。
蟹座とかひどい。ろくに目安になる星もない。
posted by doino at 23:40| Comment(0) | 日々のこと | 更新情報をチェックする

2019年05月25日

すっかりごぶさただ

そうだ、これは日記だった。
ブログタイトルにもそう書いてあるじゃないか。
posted by doino at 08:43| Comment(0) | 日々のこと | 更新情報をチェックする

2019年03月29日

香水(どいの版)テキスト

kousui.pngここには昔、もっといろいろなものがあふれていた。透き通ったものや、いい匂いのするものや、ひらひらしたものや、つやつやしたもの……。
でもここでは、それを心にとどめておくことができない。この島に住んでいると、心の中のものを一つずつなくしていくんだよ。
それは痛くも苦しくもない。朝ベッドの中で目を覚ましたら、じっと耳をすませて、空気の流れ方を感じ取ってごらん。その日はどこかきのうと違うんだ。だから、その朝が来たら自分が何をなくしたのか、島から何が消え去ったのか、君にも分かるよ。
何かがなくなると、しばらく島はざわつく。みんな通りのあちらこちらに集まって、なくしてしまったものの思い出話をする。
香水が消えてしまったのは、ある年の秋だった。みんな自分の香水を持って川のほとりに集まった。でも香りを感じ取れる人は誰もいなくなっていた。みんなで瓶の蓋を開けて、中身を川に流した。それから二、三日、川はむせるほどに匂った。魚もいくらか死んだ。でも気に止める人はいなかった。みんなすぐにまた、元通りの毎日を取り戻す。何をなくしたのかさえ、もう思い出せなくなる。
もうすぐ、君にとっての最初の何かをなくすその日が、やってくる。
(2019-03-31改)
(2019-04-10改)
posted by doino at 15:19| Comment(0) | 2019覚書 | 更新情報をチェックする

宣材その後

その後紆余曲折を経て作られた宣材は、当初よりはかなりよくなった。
。。。一般的にそう言えるかどうかはわからない。
わたしにとってはよくなった。
デザイン的な空虚さが減り、表現としての力づよさが戻った。
当初よりはかなり。
ラベル:デザイン
posted by doino at 00:48| Comment(0) | 2019覚書 | 更新情報をチェックする

小川洋子「密やかな結晶」冒頭抜粋

「あなたが生まれるずっと昔、ここにはもっといろいろなものがあふれていたのよ。透き通ったものや、いい匂いのするものや、ひらひらしたものや、つやつやしたもの……。とにかく、あなたが思いもつかないような、素敵なものたちよ」
「でも悲しいことにこの島の人たちは、そういう素敵なものをいつまでも長く、心にとどめておくことができないの。島に住んでいる限り、心の中のものを順番に一つずつ、なくしていかなければならないの。たぶんもうすぐ、あなたにとっての最初の何かをなくす時が、やってくるはずよ」
「いいえ。大丈夫。痛くも苦しくもないからね。朝ベッドの中で目を開けたら、知らないうちにもう終わっているわ。じっと目を閉じて、耳をすませて、朝の空気の流れ方を感じ取ってごらんなさい。どこかきのうと違うはずよ。そうしたら、自分が何をなくしたのか、島から何が消え去ったのか、あなたにも分かるわ」
「消滅が起こるとしばらくは、島はざわつくわ。みんな通りのあちらこちらに集まって、なくしてしまったものの思い出話をするの。懐かしがったり、寂しがったり、慰め合ったり。もしもそれが形のあるものだったら、みんなで持ち寄って、燃やしたり、土に埋めたり、川に流したりもするの。でも、そんなちょっとしたざわめきも、二、三日でおさまるわ。みんなすぐにまた、元通りの毎日を取り戻すの。何をなくしたのかさえ、もう思い出せなくなるのよ」
「香水が消えてしまったのは、父さんと結婚した年の秋だった。みんな自分の香水を持って川のほとりに集まったわ。瓶の蓋を開けて、中身を川に流したの。最後、名残惜しそうに瓶を鼻に近づけている人も何人かいたわ。でももう、その香りを感じ取れる人は誰もいなかった。香水にまつわる思い出も、全部消えてなくなっていた。それは役立たずの、ただの水に成り下がってしまったの。それから二、三日、川はむせるほどに匂ったわ。魚もいくらか死んだ。でも気に止める人はいなかった。だってみんな、心の中から香りをなくしてしまったんですもの」
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・この国で「島」と言えばもう、日本列島の比喩と決まってる。
・昔は美しいものがたくさんあったが、それが順次失われていく。近代によって? 戦後によって? 西欧化によって? とりあえずこのフレーム自身、あまり好きではないかも。
・そして語り手の母。なぜ彼女だけが香りを失わないのか。エリート、天才性、マレビト? 大衆蔑視? とりあえず胡散臭い感じがぷんぷんするが、実はまだこの小説の先に秘密が隠されているのかも。
いずれにせよ、これをネタに小さいシーンを作る。
posted by doino at 00:15| Comment(0) | 2019覚書 | 更新情報をチェックする